2016年7月9日土曜日

UXシンポジウム2016 福岡


2016/7/2(土)に開催されたUXシンポジウム2016福岡に、運営スタッフとして参加しました。
(Twitterハッシュタグ #uxsyf)
今回、福岡市の後援を頂いているので、市役所とスタートアップカフェにチラシを置いてもらいました。また、スタートアップという観点で企画を出しているので、今までのUXのイベントとは少し違う顔ぶれが見られたように感じました。


会場は九州産業大学。森田先生と研究室の学生さんがおそろいのユニフォームでばっちり準備をされていました。


セミナーの後にあるラーニングバーへの導入を考えて、最初の会場は椅子だけの形式に。


じかんわり!親しみがわきますね~


まずは、キーノートのお二人のお話し。

浅野先生の「サービスデザインのアプローチ」は、受付で出たり入ったりしていたので、あまり聞けてないですが、参加者の友人の感想よると「アフォーダンスの説明キター!」だったらしいです。よくわかんないですけどおすすめしてよかった。。。

倉光さんの「さがす、つくる、食べる - 毎日の料理のためのデザイン」のお話しは、クックパッド社内の開発環境に興味が向きました。デザイナーとエンジニアがチームを作って小さな単位で仕事する。仕様書を書かない、情報共有を一元化するなど。小回りが利いて意思疎通も容易い。そのような環境があるからテスト・調査などをずはやく回し、実装することができるのだなぁと思いました。



さて、セミナーの次は、たぶん福岡では初めての試みとなる「ラーニングバー」です。ラーニングバーとは、森田先生のブログに詳しく書いてあります。

ラーニングバーのことを知ったとき、実は、「それに似たことやってる!」と思いました。主宰するCORALの「イレブンジスの会」です。イレブンジスの会では、30分のセミナーのあと、お茶とお菓子を頂きながらの意見交流をします。ラーニングバーとはスケールがだいぶ違いますけど、メインは交流会でそのためのテーマづくりのセミナーであり、参加者全員が発言して気付きを持ちかえってもらうのが目的です。


話しがそれてしまいましたが。
ラーニングバー開始時、アイスブレイクかわりの自己紹介などの雑談が本格的に雑談化してきたので、希望者を募って10個のテーマを出してもらい、テーマごとに再度グループを作りなおしディスカッションをするアンカンファレンス方式になりました。


付箋がたくさん書かれて、白熱してます。


IKEAの紙コップ。「バー」なんだから、おしゃれな雰囲気を出したいと、盛り付けやサービスにも気を遣うはずでしたが、机の広さに対して食べ物が多いなど問題発生。。。でも、お手伝いの学生さんたちが機転を利かせてくれたおかげで、気持よく進行できたのではないかと思います。ありがとうございます。


ディスカッションの後は、グループごとの発表。
私は「今日の話しが難しかった人たち」グループに所属しました。オーナーと私以外は全員学生さん、3年生の女性と2年生の男性でした。面白いことに、3年生と2年生では感じていることが全然違いました。1年でこんなに成長するのですね。あらためて、社会人のセミナーに参加できる場って、学生さんにとっても貴重な経験じゃないかなと思いました。
当初の計画では、運営スタッフはファシリテーター役でしたので、出来るだけ話しを引き出そうとしたのですがつい、意見を述べてそれが回答になってしまいました。回答は思考を止めてしまいます。失敗だったと反省しました。

ラーニングバー終了後、話しが盛り上がった人たちで飲みに行ったグループも。それもまた、ラーニングバーの醍醐味。次回は参加者としてディスカッションを楽しみたいなと思いました。